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自然界の生物の仕草から学ぶベリーダンスの考察

ベリーダンスは身体に無理の動きが少ないため負担か少なく、滑るような滑らかな動きでも大きくアクセントをつけた動きのいずれでも体は無理をしていない動きです。

・・・ということは理論上分かっていても実際に自分がやってみるとどうしても無理をしてしまったり、大きな動きができなかったり滑らかな動きができなかったりします。やはり滑らかに体に無理のない範囲で踊るようになるにはひたすら血のにじむような練習が必要なのでしょうか。 もちろんそれも一理あります。ですが最小限の効果で最大限の結果を残したい講師は自然界の滑らかな動きをする生き物を観察することで一種の仮設を立ててみました。滑らかな動きをする動物は数多くいますが、今回は自宅で飼っているウサギの動きから学べるものはないかと観察してみました。

 協力者:ホーランドロップの♂(10か月) オクラちゃん

①ハンドロールとウサギのホリホリは似ている

 ベリーダンスのハンドロールが、なかなか押すときも引く時も力が入って自然に脱力させるのが難しいと感じる方も多いはず。彼はよくクッションや布団などの柔らかい部分に行くと左右の手(?)をハンドロールさせてホリホリします、しかも高速に。 もちろん体の柔軟性や構造が違うのはもちろんですが、私は気づきました。彼が腕を引く時の力の方が強いことを。つまり、ハンドロールもオクラちゃんのホリホリも、一見して外に外に手を押しているようにみえますが、実は内側に引くことによって、外への力を増幅させているのです。今後ハンドロールを練習する際は、体側に引く時に力を手首から入れて、押すときは力を抜くように意識してみてください。同時に呼吸をすると良いでしょう。

②高速シミーと連続足ダン

オクラちゃんは良く片方の後ろ足で、顔を描くときにものすごい高速な動きをします、しかも一定の速度で。それはベリーダンスのシミーに似ています。ベリーダンスのシミーも左右同じ速度で高速に膝を曲げ伸ばしします。でも、どうしても力が入ってしまってなかなか均一にうまくすることができません。
そこで彼を観察してみると、確かに足を前後に動かしてはいるのですが、「バネ」を引っ張ったり伸ばしたりするかのような動きであることに気づきます。

ベリーダンスのシミーもこれと同じです。 力を入れるのは、前も後ろではなく、後ろへ向かってバネをひっぱっている感覚を意識してみてください。膝は力を抜くと勝手に前に行くので、後ろに後ろにという意識を持って練習してみましょう。イメージをすることもとても大切です。

③見る人をハッとさせる意外性

オクラちゃんの動きは、普通に歩いていた・・・と思ったら急にジグザグにジャンプを始めてみたり、走っていたと思ったら急に床に寝転んだり、と見る人の想像を超える意外性があります。ベリーダンスもこれと一緒で、ヒップサークルをひたすら4回するのと、4回目は大きなヒップサークルをするのではインパクトが違っています。このような意外性をダンスに取り入れるとアクセントとなります。

③なによりもリラックス

オクラちゃんの動きが滑らか且つダイナミック、そしていつも動きが一定で目を離さないのは可愛いから、親バカだから・・・その一言に尽きるわけではありません。なによりも彼はいつも無駄な力が入っていなく、ナチュラルなのです。常にリラックスしている動きの中で見せる自然な滑らかさや時としてダイナミックな「キック」ドロップ。どちらも創り物では出せない感動を呼び起こします。ベリーダンスはHIPHOPや他のダンスのようにダイナミックな動きがないのに見る人を感動させるは、自然なものに対する人間の本能的な畏怖があるからだと思います。真っ直ぐな人参より曲がっている人参の方がすぐに売り切れたというイギリスの調査が先日話題になっていました。

どんなに上手にならずとも、自分の身体と対話して自然にリラックスしてできる動き・自分の気持ちに自然な踊りを追求してみてください。

講師 ミシュミシュ

 

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